« サイク | トップページ | ノッティングヒルの恋人 »

2011年9月15日 (木)

クリスティのフレンチ・ミステリー

以前、「ゼロ時間の謎&奥さまは名探偵」の項で、フランス人のクリスティ好き?について書きましたが、その時に言及した本ドラマの新エピソードが放映されたので、コメントします。

このドラマは、舞台はフランスに置き換わっていますが、時代はほぼ踏襲されているようです。事件を捜査するのは、ベルギー人のポワロではなく、フランス警察の警視ラロジエール。原作でよくポワロはフランス人と間違えられて、「ベルギー人です!」と主張していますが、ラロジエールはまさにフランス人。美食家なのは一緒ですが、女好きで、容疑者に恋をしてしまうエピソードまであります。ポワロなら考えられません。年齢も、ポワロが引退してイギリスに越してくるところから始まるのに対し、ラロジエールは現役で違うからというのもありますが。

もう一つ、ポワロにはヘイスティングスという友達兼助手のような人(ホームズでいうワトソン)がいますが、ラロジエールにはランピオン刑事という部下がいます。彼は、警視に比べて捜査能力という点では劣るかもしれませんが、人が良く、そして何より隠れ(?)ゲイってのがフランスらしい…。

今回見たのは「鳩の中の猫」という原作で、フランス語題はなぜかLe Chat et les Souris(猫とネズミたち)ですが、今回も原作と違って、ラロジエールの私生活&過去に関する逸話があったり、ランピオンのゲイネタもあったりして、なかなか面白かったです。
ただ、そういう原作からそれた話があったせいか、王女がらみのストーリーは宝石の発見のみ。確か失踪騒ぎがあったと思ったのですが...。
いずれにしても、今回はあと3話新作放映ということで楽しみにしています。

ここで、ポワロの映画&ドラマについても語らせてもらうと、最初に見たのは、「オリエント急行殺人事件」で、ポワロ役はアルバート・フィニーでした。次に「地中海殺人事件」や「ナイル殺人事件」でピーター・ユスチノフのポワロを見て、かなりそれに馴染んではいたのですが、大柄な彼は、原作で描かれる小柄で卵のような頭のポワロには、大外れ。

そしてBBCのデビッド・スーシェの一連のドラマを見たときに、ポワロはまさしくこの人だと思いました。外見もピッタリだし、イギリス出身らしいけど名前はフランス系っぽい(でも実際はリトアニア‐ロシア系らしい)。ポワロに「ベルギー人です!」と言われてしまうかもしれませんが、そこは許してもらいましょう。

« サイク | トップページ | ノッティングヒルの恋人 »

海外ドラマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/52750768

この記事へのトラックバック一覧です: クリスティのフレンチ・ミステリー:

« サイク | トップページ | ノッティングヒルの恋人 »