« チェ 39歳 別れの手紙 | トップページ | グレゴリー・ハウスの夢 »

2011年8月30日 (火)

ミルク

実在の人物特集のラストは、ハーヴェイ・ミルクです。
以前、ドキュメンタリーの「ハーヴェイ・ミルク」についても書きましたが、こちらはショーン・ペン主演のフィクションです。フィクションとはいえ事実に基づいているので、少し前に見たばかりのドキュメンタリーと被って楽しめないのではないかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

ドキュメンタリーの方は、その性質上、公の場でおさめられたフィルムがほとんどで、ミルクのプライベートについては、若い恋人スコットとサンフランシスコに移ってきてカメラ店を始めたことぐらいしか触れられていませんでした。

なので、スコットとの関係、それも政治活動を始めてからの様子については、ここで初めて知りました。ゲイに限らず、仕事や理想に燃える人は、パートナーとの生活になかなか時間を割けず、たとえ相手に理解があっても、関係を維持するのがいろいろと難しいんだろうと思います。
それにしても、あんな風にさらっと駅で通りすがりにナンパ(?)したのは本当なのでしょうか? ミルク自身もゲイを公にしておらず、あの時代に、ぱっと見すれ違い様にゲイなんてわかるのかしら?

また、実際に当選するまでに落選したことは聞いていましたが、失敗と挫折を繰り返し、一時は下院議員まで目指して落選したことは知りませんでした。特に、ミルクの周りでサポートする人たちについてはほとんどスポットがあたっていなかったので、今回クリーヴなどについて知ることができたのも収穫でした。

もう一つよかったのは、ダン・ホワイトについて理解が深まったこと。生前ミルクほど注目されていなかったため、公の場での映像も少ないし、暗殺後ほどなく自殺していることから、ほとんどは推測の域を出ていないのかもしれませんが、彼が精神的に追い込まれていく様子、暗殺に至った経緯がわかる気がしました。

キャストについては、オスカーを受賞したミルク役のショーン・ペンはもちろん、「ブッシュ」でもコメントしたジョシュ・ブローリンは、ここでも重要なダン・ホワイトを演じていますが、私は若手に注目しました。
まず、ミルクのスタッフであるクリーヴ役のエミール・ハーシュ。彼は、「ロード・オブ・ドッグタウン」にも出ていましたが、ここのクリーヴはとても印象的でした。それから、スコットと別れた後にミルクがつきあうジャック役のディエゴ・ルナ。「ミスター・ロンリー」でも触れた彼ですが、こんなところに出ていましたかー、という感じです。

そして、そして! スコット役のジェームズ・フランコ。「127時間」「食べて、祈って、恋をして」と立て続けに3本も彼の作品を見てしまいましたが、今回はゲイで70年代の変なヘアスタイルでもかっこよすぎー! 笑った顔がチョーかわいいからだと気づきました。いい歳して、この若い男に入れ込み始めていて、やばいかもしれませんcoldsweats01

« チェ 39歳 別れの手紙 | トップページ | グレゴリー・ハウスの夢 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/570808/52605626

この記事へのトラックバック一覧です: ミルク:

« チェ 39歳 別れの手紙 | トップページ | グレゴリー・ハウスの夢 »