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2011年8月29日 (月)

チェ 39歳 別れの手紙

今回の実在の人は、エルネスト・”チェ”・ゲバラです。

子供の頃、チェ・ゲバラの名は=ゲリラ=悪という刷り込みでした。大人になって、実は理想に燃える革命家だと知った後も、具体的には何も知らないに等しく、この映画の前半部分である「チェ 28歳の革命」公開時に映画館で見て、ようやく彼のすごさを知ったのでした。機会を逸して、後半部分を見逃してしまっていたのですが、今回ようやく見ることができました。

「28歳」の方は、カストロと出会ってキューバ革命を成功させるまで、「39歳」はカストロの元を去りボリビアでゲリラ活動をする様子が描かれています。
前半も、終わりなき戦いに思えたゲリラ活動がサンタ・クララで勝利するまで、ようやくという感じでしたが、今回は結末がわかっている上に、どんどん仲間が死んでいくので、後半は完全な負け戦を見ているようで本当に辛かったです。

キューバで成功したゲリラが、なぜボリビアでは失敗したのか。外国人に対して拒否反応のあるボリビアだったからか、冷戦下のアメリカの肩入れでボリビア政府軍が思いのほか巻き返したからか、それともカストロのような二人三脚となる人がここではいなかったからか? 私にはわかりませんが、農民や労働者の生活を良くしたいと純粋に望むチェの理想が空回りし、志半ばで亡くなってしまったのは本当に悲しいです。

「28歳…」の時に、どうしてアルゼンチン人のチェがキューバ革命にあれだけ尽くせたのか不思議でした。でも、直後に見た「モーターサイクル・ダイアリーズ」で、裕福な家の出の医者だったにもかかわらず、南米をオートバイで旅するうち、どこも同じような問題を抱えていることを見、自分には南米は一つ、南米全体をより良くしたいと思ったということがよくわかりました。この「モーターサイクル…」は、私の大好きな映画の一つです。

チェを演じるベニチオ・デル・トロは、「トラフィック」で組んだソダーバーグを監督に、かなり思い入れを持ってこの作品を作ったようですが、評価も高く、カンヌで男優賞も受賞しました。
デル・トロを最初に見たのは「ユージュアル・サスペクツ」のはずなのですが、当時は全く記憶になく、私の中での最初は「トラフィック」のスペイン語を話してた国境警備の人です。あの時もすごいインパクトだったのですが、その後、「21グラム」や「28歳…」などを経て、お気に入りのヒスパニック系俳優となりました。

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