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2011年8月14日 (日)

みんな元気

劇場未公開なのでしょうか? 映画館で公開されていたら気付いたと思うのですが、この映画について聞いたことがありませんでした。サム・ロックウェル好きの私(「ジェシー・ジェームズの暗殺」参照)が、レンタルショップで彼のカバージャケットを見つけて、目が離せなくなり借りてしまいました。
家族がテーマということ以外に作品に対する前情報もなく見たのですが、タイトルが同じとはいえ、同名のイタリア映画(1990年、マルチェロ・マストロヤンニ主演)のリメイクとは思いませんでした。それにしても、最近ハリウッドは作品不足のせいか、リメイクが多いですねー。

ロバート・デニーロ演じる主人公のフランクは、子供たちが週末に集まるのを楽しみにしていたのに、みんな都合が悪いとか忙しいと言って断ってきたので、意を決して自分から会いに行く、というストーリーです。
フランクの妻は8カ月前に亡くなり、それまでは妻が子供たちとの橋渡しでした。子供たちは、父親が嫌いではないものの、厳しく育てられたので、期待に背かないようにと必死になり、母親の方がずっと話しやすかったので、妻の死後はどうしても疎遠になってしまったのでした。

フランクは偉いと思います。普通は、橋渡しの妻が亡くなったら、子供たちと疎遠になったきりでハイ終わりって気がするのですが、ちゃんと「今度は自らコンタクト取る番」と決意して、積極的に行動するなんて。
しかも、彼は仕事のせいで体を壊しており、本当は医者から旅行を禁じられています。日本やイタリアと違ってアメリカは広いので、4人の子供たちに会いに、ニューヨーク、シカゴ、デンバー、ラスベガスまで行くのは大変です。

3人の子供は、ベガスでダンサーをしているらしいロージー(ドリュー・バリモア)、デンバーでオーケストラの指揮者だというロバート(サム・ロックウェル)、シカゴで広告会社をやっているエイミー(ケイト・ベッキンセール)。ニューヨークで画家をしているデイヴィッドだけは結局会えないのですが、それぞれ父親が思っている「成功した人生」とかけ離れていることを隠していました。

フランクが病気になった仕事というのは電線のワイヤー・コーティングで(塩ビで肺線維症になったらしいのですが)、その電線の仕事に誇りを持っていて、兄妹たちが電話をしあう度に電線が映像で映り、効果的に使われています。また、ラストでは、やはり電線が大きな意味を持ち、ドラマの象徴ともなっています。

私はロードムービーが好きなので、飛行機がだめなフランクが、列車やバスを乗り継いで大陸を横断する様子は、とても楽しめました。旅先でいろんな人に出会い、子供たちもそれぞれ、妻から聞いて理解していたのと違う事情があるのを発見し、でも最後には、真実を知ることができてよかった、って思う、そんな心温まる話でした。
エンディングで、 Now, I wanna go home ~note とポール・マッカートニーが歌う歌の通り、私もたまには実家に帰らなければ、と思った映画でした。

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