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2011年8月26日 (金)

ブロークン・イングリッシュ

自分を好きだった男は親友に紹介し、でも自分は男運がないとこぼすニューヨーク在住の30代のアメリカ人女性ノラが、ふと知り合ったフランス人との恋をはぐくめるか?というストーリーです。

私は、本当に切羽詰まっていて孤独が嫌いな人は、とっくに男を見つけて結婚でもすると思います。それがいいかどうかは別としても、残酷なようですが、今一人の人は、どこかでチャンスを棒にふったはず。その人とくっつくよりは一人でいる方を選ぶと決めた瞬間があったはずだと思っています。なので、孤独であっても自業自得と。

ただ、年齢が上がるにつれてチャンスがなくなるのも事実で、チャンスを棒にふった時は、まだまだあると思っていた、それが今はないから焦って孤独も感じるのかもしれません。そして、今なら同じチャンスを棒にふらないと思うのかも。
ノラが親友オードリーに紹介したマークのことをそう思っているかはわかりませんが、彼女の母親にはそう言われ、彼女の孤独感は増します。そして、新しい出会いがないわけではないのですが、相手の方は、実は彼女がいたり、元カノに心を残していたりと、確かにここまで来ると男運ないかも…。

なので、そんな時出会ったフランス人のジュリアンに、すぐに飛びつけない気持ちも分かる気はします。彼のことは好きでも、会ってまだ2日だし、いきなり「パリに一緒に来ない?」と言われても、迷ってしまう気持ちはわかる気はします。
だけど、ダメだったら戻ってくればいいだけの話だし、行っちゃえば?とは思いますが。彼女は、仕事はまあまあ気に入っていたのかもしれませんが、プライベートで孤独感いっぱいだったのであれば、そこで躊躇するのは不思議な気もします。

最終的にはジュリアンを追いかけてフランスに行くわけですが、オードリーと一緒っていうのがどうなのでしょうか。オードリーのサポートがあれば安心かもしれませんが、失敗したときの安全ネットを用意している感じで、私はあまり気に入りませんでした。

でも、ジュリアンが見つからなかった時に、結局オードリーだけ帰国させて、自分は残って、もはや彼を探すでもなくパリ滞在を続けた時に、私はようやく完全に彼女に共感できました。真に新しい自分と向き合えてるって感じで。
そしてバーで出会うクレマンという年配の男性がステキ。ノラも心を許して話し、でも同時にちょっと忘れかけていた孤独感も思い出しちゃったところもよかったです。
ラストが出来すぎだとは思いますが、フィクションなので仕方ないですかね。

監督は、亡きジョン・カサベテスの娘だそうです。兄の方も監督になり、「きみに読む物語」や「私の中のあなた」など作っていますが、私は、メロドラマチックな兄の作品よりも、リアリティある妹の方が好きかな。まだこれ1作だけなのでわかりませんが。
フランス人役は、「ゼロ時間の謎」でも触れたメルヴィル・プポーです。でも、全然違って見えました。

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