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2011年7月 3日 (日)

トゥルー・グリット

コーエン兄弟と西部劇って初めての組み合わせではないでしょうか? 少なくとも私の知る限りでは、見たことがありません。なので、どんな感じか想像がつきませんでしたが、結構正統派の西部劇でした。まあ、こちらも69年の「勇気ある追跡」が元になっているそうだから、当然かもしれませんが。

父を殺した男に正義の裁きを受けさせるため、少女が飲んだくれの保安官を雇って男を追跡します。途中、同じ男を探すテキサス・レンジャーに出会い、最終的には3人で追跡することになります。

保安官のジェフ・ブリッジスに、レンジャーのマット・デイモン、父を殺した男にジョシュ・ブローリンと、そうそうたる俳優が出ているにもかかわらず、この映画は、とにかく少女を中心に成り立っていました。保安官もレンジャーも最初は少女を追跡に参加させるつもりなどなかったのですが、彼女は賢く、交渉上手で、大の男2人が彼女に諭され動かされていく様がとてもよくて、彼女がすべてといっても過言ではありません。そして、ある意味、その3人の様子を描くロードムービーでもありました。

コーエン兄弟は、当然ながら「バートン・フィンク」で注目されたときに知り、その後「未来は今」「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」と立て続けに見た映画がどれもよくて、期待が大きくなりすぎたのか、「ディボース・ショウ」あたりから以前ほどの好感触が持てなくなってしまい、「ノーカントリー」もオスカー取った割にっていう感じだったのですが、久々に味わいのある良作を見た思いがしました。あ、でも「バーン・アフター・リーディング」は単純に楽しめて悪くなかったかな。
「ビッグ・リボウスキ」で組んだジェフ・ブリッジスも、ずっといい役者でしたが、オスカーで箔がついて、円熟みを増した気がします。

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