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2011年7月24日 (日)

ハート・ロッカー

去年のアカデミー賞作品賞の映画は、イラクで爆弾処理をする男たちの物語です。

ジェレミー・レナー演じるジェームズは、処理班の班長として赴任してきますが、登場シーンからぶっ飛んだ感じで、いっちゃってる感がたまりませんでした。彼は、アフガニスタンにも行ってたそうで、まさに戦争中毒って風。
普通は爆弾の存在と状況を確認して対応策を練るために、まずはロボットを行かせるようですが、彼は自分の足でさっさと見に行ってしまいます。そして、爆弾を「ベイビー」なんて呼んじゃって、まるで楽しんでいるかのように解除します。

ドラマなどでよく見る、アメリカ国内の爆弾処理は、処理だけが任務ですが、軍隊の処理班は戦闘もします。というより、まず軍人であり、戦闘員であり、多分、爆弾処理は後から任務として与えられるってことなんでしょう。
それで、爆弾処理の前後に、現地で敵を探したりしなければならず、砂漠の中での戦闘シーンもあり、緊迫感が増しました。

ただ、そんなジェームズが、後半で見せる人間的な側面、そしてそこから派生する展開が、どうなるのかドキドキさせられ、爆弾処理で終わらず、単調な物語から脱却していました。
また、こういう映画では、戦争の狂気とか、現実的な理性を失わせる戦争の悲惨さとかを見せて、「戦争はよくない」と訴える方向のものが多いと思うのですが、ここではドキュメンタリータッチで淡々と描かれているところも、よかったです。

ジェレミー・レナーは、この作品で注目され、今年のアカデミー賞でもノミネートされていたので、今後が楽しみな若手俳優と思っていましたが、童顔なので若いと思ってたら、もう30代後半なんですね。

脇役で出ていた名だたる俳優がチョイ役すぎなのも驚き。ガイ・ピアース(「LAコンフィデンシャル」「メメント」、「英国王のスピーチ」でも言及)、レイフ・ファインズ(「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」、私の大好きな「ナイロビの蜂」)、デビッド・モース(「グリーン・マイル」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、「Dr. House」のシーズン3にも出てた)の登場はほんのちょっとでした。

監督のキャサリン・ビグローは、昔から男勝りの映画を撮っていて、「ブルースチール」とか、私の大好きな「ハートブルー」とか、「K-19」といった作品がありますが、アカデミー賞授賞式で初めて姿を見たら、結構きれいな人で、こちらもびっくりでした。

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