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2011年5月

2011年5月31日 (火)

Law & Order クリミナル・インテント

同じドラマについて再度言及する(前掲「犯罪心理捜査班」参照)のは初めてですが、どうしても書きたくなりました。
シーズン5の2話目を見たところです。

いきなりローガンと新しい相棒が、何の説明もなく、普通に捜査を始めてることにびっくり! 私は、本国のサイトで、第5シーズンからは、ゴーレン&エイムズ・コンビとローガン&バレク・コンビが、交互でエピソードに登場する(ボスと検事補は共通)と知っていましたが、それでももう少し導入部があると思っていました。

前回のエピソードで、ローガンは異動になってきたと紹介されてたけど、柱の脇の変な席で、ボスが目の届くようにって言ってたのに、すっかり普通の席に座ってるし、バレクに至っては、何の紹介もなくいきなり降ってわいた感じ。それってあまりにも不親切じゃありませんか?

私はゴーレンの冷静沈着で博識なところが好きなのですが、ローガンは正反対で、怒りと本能に任せてるように見えます。でも、犯罪者を見抜く目はあるらしいので、ゴーレンとは別の形で活躍することを期待しましょう。バレクの方はというと、こちらもエイムズと違い、突っ走るローガンをコントロールする役回りのようです。
いずれにしても、視聴率が頭打ちになり、目新しさを狙って別のキャラを投入したのでしょうから、その狙いが成功することを祈ります。

でも、そう考えると、「性犯罪特捜班」って、初期にちょっと代わった以外は、ずっと同じメンバーで続いているので(検事は代わったけど)、すごいですよね。さすが、このシリーズのトップを行くだけのことはありますね。

2011年5月28日 (土)

ブラッド・ダイヤモンド

予想以上によかったです。そして、とても啓蒙される映画でもありました。

アフリカのシエラレオネでダイヤの密輸をするアーチャーは、ピンクダイヤを見つけたソロモンと知り合い、ダイヤを手に入れるために、家族を探すソロモンに協力します。ジャーナリストのマディや、傭兵時代の知り合いの大佐のコネを使いながら、政府軍と反乱軍の紛争の中を二人は進みます。

私は、レオがワルをやるイメージがなかったので、てっきり密輸人と見せかけた潜入捜査官とか、そういう設定だろうとたかをくくっていました。でも実際は、そこで起こっている虐殺は意に介さず、金のためにダイヤを売買する、とても冷めた役どころでした。
ただそれは、徐々に語られるアーチャーのバックグラウンドから、生き残る術であったのだと理解できるし、だからこそ、ソロモンと一緒に旅するうち、現実をまざまざと見せつけられ、「神はこの地を見放した」と言っていた皮肉屋が、ソロモンの息子を本気で助けようと目覚めていく、その姿が真実味を増します。

そしてまた、そんなアーチャーに影響を与えた一人として、マディの存在も欠かせません。ジャーナリストとして真実を追求しながらも、何もできないこと、そしてある意味そのネタで生きている状況である葛藤をアーチャーに見せることで、彼も、善悪で割り切れないこと、でも今自分ができることを一つ変えることで物事は違ってくるということを知ったのではないかと思います。

レオは、昔ジョニデと共演してアカデミー助演男優賞にノミネートされた「ギルバート・グレイプ」で将来を期待されたものの、「タイタニック」なんかに出たせいですっかりアイドル化してしまい、私は残念に思っていました。「マイ・ルーム」で共演したメリル・ストリープも、同様のことを思ってか、彼の実力を見抜いて助言したと聞いています。

でも、スコセッシと組んでからは、彼は演技派の道に戻り、最近は良作に出演しているので、うれしい限りです。特にこの作品では、彼のアフリカ訛りの英語が、物語に深みを与えていて、特に名演だったと思いました。

2011年5月27日 (金)

ヴィーナス

若い頃のピーター・オトゥールは、私の好きな俳優とは言えませんでした。「アラビアのロレンス」や「冬のライオン」、「チップス先生さようなら」、「ラ・マンチャの男」など、作品的には評価されたものの、一度もアカデミー賞を取れなかった、この不遇の俳優は、年老いてなおこんなに素晴らしいのかと見直した作品でした。

物語は、本人を彷彿とさせる、かつて有名だった老俳優が死期を前にして、若い娘に心惹かれるというもの。時には娘の言動に振り回されながらも、かつてプレイボーイとして馴らした彼は、最期に女性とわくわくする時を過ごせて幸せだったに違いありません。そして、娘の方も、気持ち悪いとか汚いとか最初こそ言っていたものの、女性の扱いに慣れた優しい彼に好意を感じていく、その心理がとても理解できました。

オトゥール演じるモーリスが、別れた妻(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)とキスするシーンは、とても情愛に溢れていて、じーんときました。愛ではなく愛おしさを感じたという、その彼の表情はとても感動的で、主演男優賞をあげたかったです。(残念ながら、「ラスト・キング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィティカーに負けちゃったけど、仕方ないですね…。)

そして、彼のグリーンの瞳は、若いころ私が決して好きではなかったあのグリーンの瞳は、なぜかこの老人の顔の中ではとてもしっくりきて、とても雄弁に感情を物語り、私もまた、この娘と同様に、彼の傍にいたいと思える魅力的な瞳でした。

2011年5月26日 (木)

それでも恋するバルセロナ

夏にバルセロナに行きたくなりました! スパニッシュ・ギターも聴いてみたいです。でも、アバンチュールはなしで(笑)。それが最初の感想です。

ヴィッキーとクリスティーナは夏のバカンスを過ごしにバルセロナへ。ヴィッキーはカタルーニャの論文を仕上げに、クリスティーナは自分探しに向かいます。そこで、魅力的なスペイン人画家のファンと、情熱的な元妻マリアに出会います。


ナレーションで状況が説明されるのですが、私は言葉で多くを説明されるのが好きではなく、映像から読み取ってなるほどと思いたいタチなので、それがちょっとイマイチでした。でも、ナレーションがなかったら説明のためのシーンが増えて、映画自体も長くなってしまうので、微妙なところですが。うまく中間を取ってくれるとよかったんですけれど。

奔放な役どころはスカーレット・ヨハンソンにピッタリ。特に、クリスティーナ、ファン、マリアが心地いいアンサンブルになるところは、自由な関係を愛する3人らしくて、とても自然で納得がいった反面、クリスティーナが唐突に去る決意をしたのはどうなんでしょうか。ナレーションで言うように急に理性的になるっていうのは、何となくすっきりしないような…。まあ、単純に「自分の求めるものはこれではない」と気付いたってくらいなら理解できますが。

ウディ・アレンの主な作品は見ていますが、昔は難解で、自分が若かったせいもあり、あまり楽しめませんでした。「重罪と軽罪」とか「影と霧」なんてその極致。でも、「ブロードウェイと銃弾」「世界中がアイラブユー」などからは難解さも減り、楽しめるようになってきました。

そして、ウディ・アレンと言えばニューヨークだったのに、「マッチポイント」のロンドンに続き、これはスペインが舞台。どうしちゃったの?という感もありますが、自分の持ち場を離れた分、わかりやすさが増した設定になっているのかもしれません。

2011年5月22日 (日)

ウェイキング・ザ・デッド

イギリス版「コールドケース」という触れ込みで、アメリカの「コールドケース」が大好きな私は、期待を持って見始めました。

実際はというと、イギリス版の方が実は先だったとわかりましたし、アメリカ版が遺族の無念や当時の証人の思いなど人情味あふれるドラマなのに比べ、淡々と捜査する感じです。多分、理由の一つとして、チームの構成が、アメリカ版の2組の刑事+ボスのように刑事中心ではなく、ボスと二人の部下にプロファイラーと科学捜査員というメンバーなので、証拠や犯罪心理を駆使し、事件解決そのものに焦点があてられる、ある意味本来の捜査ドラマになっているからだと思います。これはこれでイギリスらしくていいのかなと見ています。

ボスのボイド警視は、上司や世論などの圧力を受けたり、時には私情を挟んでいるのではないかと部下に疑われたりしますが、実はちゃんと考えていて、頼れる指揮官です。プライベートでは、シーズン1の最初で、赤ん坊と奥さんが出てきたシーンがあったはずなのですが、いつのまにか、20歳ぐらいの息子が失踪している設定なっており、よくわかりません。
チームの中では、科学捜査担当のフランキーがお気に入り。いつも冷静だし、ボイドも頼りにしているようです。

2話ずつで完結するエピソードなので、1話完結が好きな私としては、ちょっと長いなと思っているのですが、2話ため込んで一気に見ているので、それほど気にならずに済んでいます。
現在シーズン2なるものを見ているのですが、本国イギリスでは、シーズン3にあたるようです。日本でシーズン1として放送されたうち10話目までがシーズン1で、残りはシーズン2でした。そして今年ファイナルのシーズン9がイギリスでは放送されるとのことで、息の長いドラマとなり、本国での人気の高さも伺えます。

2011年5月21日 (土)

Law & Order 性犯罪特捜班

本家同様長寿ドラマとなりつつあるこのドラマは、NY市警の中で、児童虐待やレイプなどを扱う部門の刑事たちの捜査を描く、一話完結の物語です。
最初は、きついテーマのために、もう一つのスピンオフ「犯罪心理捜査班」に比べて、あまり見る気が起きなかったのですが、今では気に入って見ています。

テーマは相変わらず好きになれないのですが、メインキャラのエリオットとオリビア、そしてフィンとマンチと、刑事がいずれも個性的な面々で、キャラクターが深いからだと思います。

エリオットはアイリッシュで短気、よく加重暴力捜査の疑いを受けます。プライベートでは、初期のシーズンでは家族を大事にしていましたが、仕事の影響で妻とすれ違いになり、結局離婚という事態になってしまいました。
一方オリビアは、独身で、唯一の家族の母親は亡くなりました。彼女は、母親のレイプ被害の結果生まれた子供で、そのせいか、レイプ捜査には人一倍気合いが入ります。先日のエピソードでは、弟がいることを知りました。

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2011年5月20日 (金)

メンタリスト

シーズン2が始まりました。
去年新規で見始めた中では、ダントツ一位で気に入っているドラマです。最初は、あまりに前評判が高かったので、期待しすぎてがっかりするのではと疑ってかかりながら見始めたのですが、一話完結の犯罪捜査ドラマが好きな私はすっかり気にいりました。

主人公のパトリック・ジェーンは、昔サイキックとして儲けていましたが、霊能者でも何でもなく、優れた観察眼によりわずかな体の動きや話しぶりなどから真実を見抜くため(ちょっと「ライ・トゥー・ミー」に似てる)、特殊能力があると思われているだけのこと。今は、その能力を活かして、犯罪捜査に協力しています。
捜査コンサルタントですが、警察ではないし、お気楽に行動するところなんかは、「キャッスル」にも似てます。つまり、あちこちのドラマで見られる面白い要素を一度に詰め込んじゃったみたいなところがあり、だけどきちんと統制が取れていて、これでつまらないわけないですよね。

そんなジェーンがサイキック時代に殺人鬼レッド・ジョンの恨みを買い、妻子を殺されたことから、彼を追う設定がドラマ全編を通すサブストーリーとして加わっています。シーズン1のラスト・エピソード他、時折その話が出てきますが、基本は毎回起こる犯罪の捜査です。
私は、リグスビーとヴァンペルトの関係も気になっています。同じチームで付き合うのは難しいけれど、私としてはうまくいってほしいなぁと思っています。

彼らの所属するCBIはカリフォルニア州の捜査機関で、私は、犯罪捜査は各市警か、でなければFBIになるのだと思っていたので、この機関の存在は知りませんでした。他のドラマで名前が出てきた覚えもないし。でも、どうやら、要請を受けて手伝うだけの立場が主なようで、だから今まで特にドラマとしては取り上げられてなかったんですね。

ジェーンを演じるサイモン・ベイカーは、「プラダを着た悪魔」でしか記憶がないんですが、いくつも映画に出ているようですし、「堕ちた弁護士ニック・フォーリン」も彼だったんですね。見てみたいんですけれど、DVDになってないのかなぁ。
そうそう、上司役で「24」のローガン大統領グレゴリー・イッツェンも出ています。

2011年5月15日 (日)

16歳の合衆国

先般見た「ブルーバレンタイン」とライアン・ゴズリングつながりで見ました。少し前の作品で、彼もずっと若いですが、繊細な役に対する演技はそのままでした。

人を殺したけれど、ハエ一匹殺せないように見えるリーランド。彼の心を開こうと収容施設の教師パールが話をするという設定からわかる通り、人間の内面を探るような映画です。「愛するとは」とか「悲しみとは」など語り合いながら、リーランドがなぜ殺人を犯したのか、その背景にある過去の出来事が語られていきます。

パールと一緒に、リーランドの内面がひも解かれていくのを見るのはとても興味深いものでした。そして、被害者の家族に及ぼしていく影響も。リーランドは、被害者の姉と付き合っていて、彼女と別れたことが原因じゃないかと周りは単純に考えるのですが、そんな簡単な話ではないことが、徐々にわかってきます。

リーランドと話をするパールは、小説家を目指しているので、本のネタにと近づきますが、自分の私生活について相手に話すことで、行動を振りかえり、軌道修正することになります。人間関係は双方向的なものだと実感します。

この話は実体験が基になっているようですが、少年犯罪の中には、こういうケースもあるのだろうなと思います。そして、犯罪が連鎖的になってしまうのも…。

ゴズリングとパール役のドン・チードル以外にも、有名俳優のオンパレードで、リーランドの両親にはケヴィン・スペイシーとレナ・オリン、恋人で被害者の姉にジェナ・マローン、もう一人の姉にミシェル・ウィリアムズ(「ブルー…」だけでなくここでもゴズリングと共演してたんですね)、その恋人にクリス・クライン、父親にマーティン・ドノバンが出ていました。

そして、ちょっと出ながらリーランドにとって重要な人の役で、シェリリン・フェンが! 「ツイン・ピークス」後、しばらく映画界にいましたが、最近はドラマのゲスト・スターでちらほら見かけるだけ。こんなところに出ていたんですね。

それにしても、親の役をやる俳優の方がよく知っているようになってしまって、自分の年齢を実感してしまいました。公開時にリアルタイムで見た映画がクラシックと呼ばれるようになる日も近いかも…。

2011年5月14日 (土)

リーガルに恋して

第7話まで見ました。今見ているリーガル・ドラマが他にないのもあって、結構楽しんで見ています。
でも、これは、法廷を舞台にした弁護士のドラマではありません。元弁護士のケイトは、今は調停人として、亡き父親の法律事務所にいます。調停人って全く馴染みがないのですが、どうやら、裁判に持ち込むまでもないような事件を、期間や費用の短縮を目的に当事者同士で解決策を見出すため、手伝いをするようです。裁判の多いアメリカならではってことでしょうか。

当然主役のケイトのキャラが重要になりますが、正義感一杯にもかかわらず、「レイジング・ザ・バー」ほど青臭くなく、好感が持てます。でも、顧客には一生懸命に接するのに、元夫とはうまくいかず、父親の後妻とも敵対しています。

元夫の方は、別れたと聞いていたのに何だか今でも仲良しな上に、時々寝ちゃっているし、なんで別れたんだろうと思っていました。そしたら、今回のエピソードで、離婚申請したもののまだ6カ月経っていなかった(アメリカでは申請から6カ月で成立らしい)ことが判明しました。あんなに仲いいなら離婚やめちゃえばいいのにと思うけど、夫の方は、そういうズルズルした関係が嫌みたいですね。

後妻との関係は、お互いぎこちないものから徐々に改善しつつあります。父親と結婚したけれど自分ともさして年も違わず、性格も異なるし、ケイトとしては何となく受け入れがたかったのでしょうが、父親が亡くなって直接関わらなければならなくなってからは、相手のことが少しずつわかってきて、好きにならないまでも許容できるようになってきたかもしれません。

舞台がサンフランシスコというのも気に入っています。LAやNYは多くても、サンフランシスコは意外に少なく、私が見たドラマでは、これと「名探偵モンク」くらいかな。街並みがすごくきれいで、一度も行ったことはないのですが、いつか行ってみたいです。

ケイトを演じるのは、「Life」のサラ・シャヒ。「エイリアス」にも出てた(シドを好きなのにウィルが付き合ってた彼女)らしいけど、まったく記憶になし。先日も「ER」のシーズン10にゲスト出演してたの見たし、結構前から出ていたのね。「Life」の時には、勝気で冷めてましたが、ここでは熱血でなかなかかわいいです。

2011年5月12日 (木)

ER 緊急救命室

現在シーズン10を見ています。NHKで最終シーズンまでやっていますが、CSで遅れながらも見ています。実は、あまりにシーズンが長いので、何度かもう止めようと思ったりもしたのですが、いざ新シーズンが始まると結局見てしまって、今に至っています。
現在も、カーターがいなくなったら見るの止めようか、ここまできたから最後まで見ようか、葛藤中。とりあえず、カーターがかろうじている間は見続けます。

今回のエピソードでは、カーターが恋人を連れてアフリカから戻ってきたところまで。これで、しばらくカーターはいるみたい(シーズン11まで)ですが、出戻りしたルイス先生を除き、オリジナルメンバーで残っているのは彼だけなので、今からもうさみしいです。
久々にカーターとルカが一緒にいるのを見ましたが、コンゴで培った連帯感は相当なものらしく、深い友情が感じられて、見ているこちらも嬉しくなりました。向こうへ行く前は、アビーを間にぎくしゃくしてる感じだったのに。

今シーズンのゲストとして、カーターの恋人ケム役に、タンディ・ニュートンが出ています。私が最初に見たのは「シャンドライの恋」という映画ですが、その後「ミッション・インポッシブル2」「クラッシュ」などに出て、すっかりメジャーになりました。
キャストに新規加入のパーミンダ・ナーグラも「ベッカムに恋して」の彼女だし、ヨーロッパ勢がずいぶん増えているなー、という感じです。

そうそう、前シーズンから出ている、ルイス先生の勢い婚bleahの相手チャック(パラメディックと思ったら搬送ヘリの人はフライト・ナースというらしい)は、「Life」で私がチェックしたドナル・ローグだということが、今シーズンで判明しました。こういう新たな発見にわくわくします。

2011年5月 7日 (土)

NCIS:LA

本家のドラマのコメントを書く前にこちらに言及するのは抵抗あったのですが、タイミングの問題なので仕方ありません。本家というのは、ご存じ「NCIS ネイビー犯罪捜査班」のことで、私はやっぱりオリジナルの方が好き。でも、こちらのスピンオフもまあまあです。

本家との違いはというと、平均年齢が若い。向こうはギブスとダッキーが平均を引き上げていますからね。あと、ハイテクな感じで、マクギーがうらやむほど。逆に、科学捜査はほとんどありません。というか、科学捜査の方は、LAからもアビーに頼んでいるみたいです。

邦題はサブタイトルとして「極秘潜入捜査班」とついていますが、はっきり言って、大した潜入はしていません。潜入というと、数週間、数か月、時には数年にわたって大きな悪の組織とかの内部に潜り込んで、なかなかつかめない証拠を集めて裁判に持ち込めるようにする、というイメージがあります。このドラマで行っている、情報を得るために他の人物になりすまして容疑者に接触するってのは、他の犯罪捜査ドラマでも見かけること。なので、オリジナル題は「NCISのLA支局」としてのタイトルしかついていない(特段、潜入を売りにはしていない)のだと思います。
確かに、もう一方との違いを出すために、そういうシチュエーションが多いのは認めますが。本家の方では、一時期トニーが本格的な潜入をしていましたね。

潜入といえば、直近のエピソードで出てたロス市警の刑事は、潜入中にサム(LL・クール・J)と出会い、もしかして今後も絡むのか?と思わせる展開でしたが、この役をやっているエリック・クリスチャン・オルセンという人は、「ブラザーズ&シスターズ」のシーズン3で、サラがかかわるネット・ベンチャー企業の発案者として出ていたので、どうもそのイメージが取れず、硬派な刑事の感じが合いませんでした。将来どこかのエピソードで再度登場するなら、もう少しワイルドになっていてほしいです。

本家のシーズン6で、このスピンオフの前振りのエピソードが2話放送されましたが、チームのボスは、メイシー(「CSI」でラボから刑事に転身したカーティス役のルイーズ・ロンバード)だったのに、本編ではいきなりへティ(リンダ・ハント)になっていましたね。まあ、私はリンダ・ハントのおちゃめなキャラがなかなか好きなので(「キンダガートン・コップ」とかよかった)、異議はありません。

主役をやるクリス・オドネルは、「バーン・ノーティス」のガブリエル・アンウォー同様、「セント・オブ・ウーマン」で見たのが最初ですが、結構コンスタントに映画に出てて、こんな息の長い役者になれるとは予想しませんでした。「グレイズ・アナトミー」でも、なかなかいい役だったし。やはり「バットマン」のロビン役のおかげでしょうか?

本家は、当初の予定外に好調で何シーズンも製作されたということなので、こちらのスピンオフも同様に続くといいんですけれどね。期待しましょう。

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