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2011年4月 3日 (日)

クリムト

日本人はクリムトやシャガールが好きだけれど、私はそれほどでもありません。なので、クリムトがどういう人だったのか、予備知識はありませんでした。
しかし、この映画でクリムトの人生を知ろうと思ったら、ちょっと予定が狂うかもしれません。普通の伝記映画とは異なります。

まず、どこまでが現実でどこまでがクリムトの想像の世界なのか、区別がつかない感じでした。登場人物も、誰が実在の人か不明だし。すべて、彼の世界観を表していると言えば、そうなのでしょう。
ただ、オーストリア大使館の書記官と名乗る人は、どうやら幻覚っぽくって、「ビューティフル・マインド」のナッシュのルームメイトみたいな感じでした。母親と妹が精神障害を患っていると匂わせるシーンがあったので、クリムトもその境だったということなのでしょうか。

唯一、実在と知っている登場人物はエゴン・シーレ。オーストリアだし、同じ年代の画家ではありますが、作風も違うので、親しかったということを、これで初めて知りました。

クリムトを演じるのは、ジョン・マルコヴィッチ。個性的な俳優が好きな私は、彼も大好きな役者の一人です。
初めて彼を見たのは「太陽の帝国」。バットマンでおなじみのクリスチャン・ベール(子役)が収容所で出会い、いろいろと教え助けてくれるアメリカ人役でした。その後、(順序は逆ですが)「プレイス・イン・ザ・ハート」を見て、それが彼のデビューと知り、その才能に感嘆。
一番好きなのは、やはりこちらもお気に入りの俳優であるゲイリー・シニーズと組んだ「二十日鼠と人間」です。もちろん「マルコヴィッチの穴」も好きですけれどね!

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