« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011年2月27日 (日)

ヒアアフター

予告編を見ただけで、何の前情報もなく見に行きました。知っていたのは、マット・ディモンが霊能者ということと、3つの話が交錯するということだけなので、いきなり津波のシーンから始まった時には驚きました。

マット・デイモンはサンフランシスコに住み、霊能者ということをかつては売りにしていたものの、それに嫌気がさして、今はひっそりと暮らしています。工場で働き、訪ねてくるのはお兄さん(ジェイ・モーア)だけ。料理教室に参加して女性(ブライス・ダラス・ハワード)に出会うものの、触れると相手のことがわかってしまうため、先に進むのが難しい。
冒頭の津波で始まったのは、フランス人女性(セシル・ドゥ・フランス)の話。有名なテレビキャスターだったものの、恋人と行った旅行中に津波に巻き込まれ、臨死体験をしてから、今までどおりの生き方ができなくなってしまいました。
3つめの話は、ロンドンの少年。双子の兄を事故で亡くし、それ以来、死者と交信できる霊能者を求めて訪ね歩くも、偽物っぽいのばかりに出会い…。

この3つの話がどう交錯するのかが見ものでしたが、なかなか交錯しなくて、ある意味ハラハラしました。特に、霊能者ジョージはアメリカにいるので、距離的に不可能だし。でも、ようやく交錯したときには、やったー、という感じでした。

サイキックの話はいくつもありますが、この映画ではとてもリアルで、「さすがクリント、一味違う!」と思いました。本物の霊能者を知らないので、私の想像上でのリアルさですが、本当に能力のある人は、金儲けに走らず、かえってとまどい、落ち込み、隠し、不幸になっているのでしょう。

フランス人女性も、自分が望まずに死後の世界を垣間見、だけどそれを無視して生きられず、という苦悩がとても身につまされました。
少年のエピソードは感動的で、映画館で私の隣の席にいた女性はハンカチを手放せないようでした(私は泣きませんでした、スミマセン)。

マット・デイモンがクリントと手を組むのは、「インビクタス」に続いて2度目かと思いますが、ジョニデとティム・バートンや、レオとスコセッシ、ラックロとリドリー・スコットみたいにコンビになるのでしょうか? クリントにはもうしばらくがんばっていただいて、今後も二人の共作を観たいです。

2011年2月21日 (月)

ボストン・リーガル

とうとう終わってしまいました…。最終回は不覚にもちょっと涙sweat02 私は本当にこのドラマが好きだったんだなぁと実感しました。

犯罪捜査ドラマの次に好きなのが法廷ドラマで、「Shark」とか、今見てる「グッド・ワイフ」などもありますが、これに勝るドラマはありません! アランとデニーのコンビは、過去・現在を通して見たドラマの中で最強ではないかと思います。
1番の魅力はもちろん、とんでもない訴えで裁判を起こす上に、もっともらしいけど屁理屈一杯の論法で勝ってしまうアランで、その現実離れ感がたまりませんでした。

今までも、二人してウサギの着ぐるみ着たり、デニーが銃を撃ちまくったあげくトークショーに出たり、とんでもない話が多かったのですが、ファイナル・シーズンは、今までに増して、これでもかというぐらいハチャメチャでした。

今となっては懐かしいオバマ・ブームの大統領選の頃のエピソードで、政治的発言はかなりきつかったし、番組を終了させるテレビ局にかけて、大人の番組を放送しないテレビ局を訴える裁判を起こすという話もありました。
そして極めつけは、デニーが大親友のアランと結婚しようと言い出したこと! さすがにこの展開には驚かされました。でも、最後までいい意味で意表をつかれ、心に残るドラマとなりました。

アラン役のジェームズ・スペイダーは、初めて主役級で注目された「セックスと嘘とビデオテープ」をはじめ、変わった役が多くて(「セクレタリー」とか)、二枚目俳優より性格俳優が好みの私は、ずっと前から好きでした。この役でエミー賞を2度も受賞しましたが、今後もどんなドラマや映画に出てくれるか楽しみです。

もう一つ特筆すべきは、シーズン2から3にかけて、マイケル・J・フォックスが出たこと。病気になってから、第一線を離れていますが、こんなにまとまって彼を見ることができて、とても嬉しかったです。

2011年2月19日 (土)

ホームタウン

昨日最終回を見ました。本国では、第6話までのシーズン1と、残り13回のシーズン2に分かれて放映されたようなのですが、日本では一度に放映され、なおかつ後日談までついていました。

高校終わってほんの数週間旅に出ただけのはずの主人公が、そのまま10年帰らず、ひょんなことから帰郷して、昔の友人と旧交を温める代わりに冷たい出迎えを受け、さてそこからどう関係を修復するか、という平凡なストーリーです。

正直言って、見始める前、見始めた直後は、期待してませんでした。でも、見続けていくうちはまってきて、特に本国のシーズン2に当たる第7話ぐらいからは、展開に目が離せませんでした。

私としてはいいドラマだったと思うのですが、終了してしまったのは、2008年の脚本家ストと関係あるのかと勘ぐってしまいます。それで取り急ぎ後日談を作ってみたともとれるのですが。もちろん、視聴率がシビアに影響するアメリカのことなので、単に数字が十分取れなかっただけかもしれないけど。

ブラザーズ&シスターズ」の項でも書きましたが、ホームドラマのカテゴリーが唯一、一話完結でなくても見続けられるドラマです。この何気ない日常生活を描いている(でも、もちろん波乱万丈ある)のが、逆にいいのかもしれません。普段、犯罪捜査のような現実離れしたストーリーを見過ぎているので、たまにこのタイプのドラマが必要になっている気がします。

メインキャラの俳優たちは誰も知りませんでしたが、主人公の父親役のトム・べレンジャーは、「プラトーン」のバーンズ軍曹役以来のファンで、その後B級アクション俳優(?)になってしまい、しばらく見てませんでした。ここで再登場していてとても嬉しかったです。

2011年2月16日 (水)

ビッグバン★セオリー

シーズン2が終了しました。

レナードとルームメイトのシェルドン、その友人ハワードとラージは、大学の研究室にいる科学者たちで、コミックやゲームの好きな、いわゆる「オタク」なのですが、彼らと、お向かいのペニーの間で起こる出来事を笑いにしています。

私はシットコムが好きですが、最初は同じチャック・ロリーの「ハーパー・ボーイズ」の方が面白い気がしていました。今は断然こちらの方が好きです。私はコミックもゲームも関心はないけれど、その昔「映画オタク」と呼ばれていたので(?)、オタクに親近感があるからでしょうか。

面白いのは、科学にもオタクにも縁遠かったペニーが、だんだん知識をつけてきているところ。しょっちゅう一緒にご飯(大抵は中華の出前catface)を食べているので、当然と言えば当然でしょうが。

私の中でのシーズン2で一番のヒットは、21話(通算38話)で、オタク4人でクイズ(20の扉みたいなもの?)を出しあっていた時に、「スター・ウォーズ」のC-3POを考えていたレナードに対し、ラージが「それは、シェルドンをピカピカに光らせた感じ?」と質問したのに大笑い。確かにシェルドンはC-3POそっくり。なぜ今まで気づかなかったんだろう…。

シェルドン役のジム・パーソンズは、先日のゴールデン・グローブ賞でみごとコメディ部門の男優賞を受賞していましたね。(ペニー役のケイリーがプレゼンターで、とっても嬉しそうでした。) 去年のエミーも取りましたが、このキャラの演技なら納得です。

2011年2月13日 (日)

パリ、恋人たちの2日間

フランス人女性とアメリカ人男性のカップルのギャップをおもしろおかしく描いたコメディかと思っていましたが、すごくリアルでシリアスな話でした。もちろん、何度も大笑いしましたが、アメリカ的なバカバカしい笑い(それも私は好きなのですが)ではなく、シュールでヨーロピアンな笑いでした。

パリに来てフランス人の間に入ってみたら、アメリカにいたときとは違う彼女の姿に、アメリカ人の彼がびっくりするというシチュエーションなのですが、確かに、フランス人は議論好きだし、言い争いも多いし、彼らの行動やパーティでの様子などはいちいちもっともで、そんなシーンに大笑いしたのでした。
と同時に、フランスに住んでいた時、映画の中のアメリカ人の彼以上に、日本人の私にとっては、それらが大きなギャップだったことを、まざまざと思い出しました。

アダム・ゴールドバーグは、私の中で、その「アメリカ的バカバカしい笑い」のコメディ役者という印象があったので、どうしてこんなヨーロッパ映画に?と、最初はミスキャストではないかと思いましたが、そんな彼だからこそ、フランス人との差が対照的で、このストーリーが活きたのだろうという気がします。

そして、私は本当にジュリー・デルピーと感性が合うのだなあとつくづく思いました。フランス人の彼女が、ちょっぴり自虐的なこんな作品を作れることに拍手したいです。

クシシュトフ・キェシロフスキのトリコロール3部作で、彼女の「白の愛」が一番好きなのですが、思えばあの頃からずっとジュリー・デルピーのファンだったように思います。その後さかのぼって見た、「ボイジャー」や「僕を愛した二つの国」、そして「汚れた血」の彼女も印象的でしたし、今回と設定がちょっと似てる「恋人までの距離」、そして脚本にも参加した続編の「ビフォア・サンセット」も大好きですが、ここにまた一つ、彼女の映画で好きな作品が加わりました。

2011年2月11日 (金)

カイル・イーストウッド

ジャズは詳しくないのですが、彼のパパが無類のジャズ好き(「バード」などを監督しているクリント・イーストウッド)なのは有名ですし、パパの映画にも参加している彼のことは知っていたので、勇気を出して行ってみました。

東京はまれにみる雪でとても寒く、そのせいなのか、それとも真のジャズファンが行くアーティストほどではないのか(失礼!)、席に余裕がありました。私はブルーノート初体験なので、事前にネットでチェックしたら、入口で列をなすとか、隣の人とくっついて狭いとか書いてあったのに、そんなこともありませんでした。

演奏そのものは、華やかなペットやサックスに比べ、ベーシストの彼はどうしても地味な感じなのですが、初心者の私でもとても楽しめて、また来たい、ジャズに詳しくなりたい、と思いました。
特に、「もう何年か前になるけれど、僕の父が作ってとても誇りに思っている『硫黄島からの手紙』より」と言って、しっとりと演奏を始めた時には、とても感慨深かったです(曲そのものは、映画を観たにも関わらず覚えてませんでした、ごめんなさい)。

そして、終了後、彼のCDを売っていたので、思わず買ったら、その場で本人がサインしてくれると言われ、見たらすぐ隣に彼が! 名前まで入れてくれるというので、書いてもらいながら、何か言わなくちゃ!と思って、「あなたの演奏に圧倒されました」(ちょっと大げさ?)と言ったら、笑顔でサンキューと言って、握手してくれました。

今度はもう少しジャズに詳しくなって、誰かのライブに再挑戦したいです。

女捜査官グレイス

とうとう最終回でした。
天使が、破天荒で不信心な女刑事(捜査官というとFBIなどのような気がするのに、どうしてこの邦題にしたのでしょう…)を導くという設定に、クライム・サスペンス好きの私も、最初は見る気がしなかったのですが、実際に見始めてみたら、主人公グレイスのキャラクターがとても魅力的で、結局最後まで見続けてしまいました。
どういうエンディングになるか予測はつきましたが、きれいに終わらせるにはこれしかなかったのかも。

天使との絡みが中心のストーリーなので、刑事として犯罪捜査はするものの、「Life」のように主人公の過去やキャラはサイドストーリーのドラマに比べ、事件解決そのものは正直言って面白みに欠ける感じでした。

舞台がオクラホマというのも珍しく、私はよく知らないのですが、大都会に比べ信仰の厚い地域のようなので、それでこの設定かな、と思いました。また、9・11のことはみんな話題にするけれど、その陰に隠れてしまっていたオクラホマシティーの連邦ビルのテロの話がよく出てくる(グレイスの姉がその時亡くなった)ので、再認識させられたという意義も大きかったと思います。

主演はアカデミー賞女優のホリー・ハンター。「ブロードキャスト・ニュース」で初めて見たときには、こんな大物女優になるとは思っていませんでしたが、このドラマを支えていたのは、彼女演じるグレイスの魅力でした。彼女あってこそできたドラマだと思います。

2011年2月10日 (木)

ミスター・ロンリー

マイケル・ジャクソンの物まねで生きる青年の成長のストーリー、そんな話だと思っていましたが、そう単純でもありふれた設定でもありませんでした。

マイケルはパリの街でマリリン・モンローに会い、彼女に誘われて物まねする人たちが集まるコミュニティーに参加するのですが、そこに移ってからの彼は、むしろ目立たなくて普通の人に見えました。だからこそ、本来の自分を見出すことができたのかもしれません。
私は誰かの物まねをしたいと思ったことこそありませんが、20代後半の頃は自分に自信がなくて、生き方を模索してたって感じでした。そういう意味では、マイケルの苦悩も分かる気はします。

途中に挿入されるシスターたちの逸話は、何かを象徴していたのでしょうが、結局最後までわかりませんでした。

ディエゴ・ルナは、「天国の口、終りの楽園。」で、ガエル・ガルシア・ベルナルとともに注目されたと思うのに、国際的に活躍するガエルに比べて今一歩活躍が少ない気がします。私は踊れないくせにダンス映画がけっこう好きなので、「ダンシング・ハバナ」の彼はよかったです。

「ギター弾きの恋」のサマンサ・モートンはグラマラスなイメージがなく、マリリン役はどうかと思っていましたが、実際に見てみたらそれほど違和感ありませんでした。「ポンヌフの恋人」のドニ・ラヴァンも、少なくとも見かけはチャップリンそっくりでしたね。
ヘルツォークやレオス・カラックスが俳優として出ていたのは、嬉しい発見でした。

2011年2月 9日 (水)

ライ・トゥー・ミー

シーズン2始まりました。先日見た予告ではアクション満載って感じで、シーズン1と違うなーというイメージでしたが、とりあえず初回はそんなことなくて、私としてはよかったです。

ライトマン博士がちょっとしたしぐさや表情から嘘を見抜くという話で、犯罪捜査やいろんな場面での人間嘘発見器の役目をするのが彼の仕事です。

博士の理論では、そのしぐさや表情は万国共通だというのですが、私は少し疑問に思います。私たち日本人は感情を表にあまり出さない人種なので、冒頭のクレジットのシーンで出てくるような、怒っている時に拳を握り締めたりというのを誰もがしてるとは思えません。うれしい時に笑顔になるというのは、もちろんあるでしょうが…。
でも、この研究は実際に行われているらしいですし、ドラマ自体は私も気に入っています。

主役のライトマン博士を演じるのは、映画界でも演技派のティム・ロスで、この役にピッタリだと思いました。「ゴッホ」や「パルプ・フィクション」、「海の上のピアニスト」もよかったですね。
奥さんがジェニファー・ビールスというのも、私には懐かしかったです(私は「Lの世界」を見ていない→1話目の冒頭で挫折したので)。

また、シーズン1のラストから、メキ・ファイファーが参加したのも、私には嬉しい新キャストでした。エミネムの自伝的映画「8Mile」や、ジェシカ・アルバと共演の「ダンス・レボリューション」、そしてもちろん「ER」での彼は強烈な印象でした。

2011年2月 8日 (火)

午前十時の映画祭

今朝の「めざましテレビ」でこの話題をしていましたね。
いつも使う駅のホームにポスターが貼ってあったので、前から気になっていましたが、当然会社を休めず、見事に全部見たことがある映画だったので、敢えて見に行くこともないと思っていました。
映画好きにも関わらず、映画館の大スクリーンというものにあまり執着がなく、たまには映画館に行きたいのですが、DVDで見れば十分という気がしています。

今回の上映リストに「ブラックサンデー」があり、思わず「渋い!」と言ってしまった作品なのですが(誰でも知っている超名作ばかりのリストと思っていたので)、今朝の話で、実は公開が直前でキャンセルになったといきさつを聞き、当時前売りを買ってて見られなかった年配の方々がようやく劇場で見ることができたというので、「なるほど、この映画祭にはそういう意義があるのだな」と改めて感慨深かったです。

上映リストの中で、超名作を除く、私にとっての隠れた名作は、赤の50本では、クリストファー・リーブが「スーパーマン」のイメージと違う魅力の「ある日どこかで」(でもちょっとメロドラマチック)と、ひょうひょうとしたトポルから目が離せない(ミア・ファローもチャーミング)の「フォロー・ミー」、どちらも何度も見ました。
青の50本からは、ヨーロッパ映画の「汚れなき悪戯」と「シベールの日曜日」。どちらも感動的で、涙なしでは見られませんでした。

まだ見てない方は、映画館でもレンタルでも、ぜひ見てみてください。

2011年2月 6日 (日)

ブラザーズ&シスターズ

前に私は1話完結が好きだと言いましたが、続き物で唯一見ることができるのが、「ホームドラマ」のくくりだと思います。
残念ながら、このカテゴリーに入るドラマがたくさん放映されていません。過去には「エバーウッド」や「シックス・フィート・アンダー」が大好きでしたが、現在見ている数少ないこのカテゴリーの一つがこのドラマです。

サリー・フィールド演じるノラを中心に、兄1人、娘2人、息子3人、そのパートナーや孫や、夫の元愛人、夫の隠し子など、大家族の上に、いろんなトラブル噴出で、おおよそ現実味のない展開が多いのにもかかわらず、なぜかリアリスティックで、家族に対する過剰なまでの愛情を持つ彼らから目が離せません。

今シーズンで私が1番注目したのは、長女サラとフランス男の恋愛です。私は、ウォーカー家の中では、サラが自分に近い気がするし、フランスにいたこともあるので(残念ながらフランス男との恋愛はありませんが)、サラには幸せになってほしいです。でもそこはウォーカー家。そう簡単にはいかないんでしょうけれどね。

2011年2月 5日 (土)

幸せの1ページ

主人公が引きこもりというので、広場恐怖症とかそういうものを想像していたので、南の島の女の子からSOSが来たぐらいで出かけられるものかなーと思っていましたが、16週間引きこもってただけなんですね。納得。

南の島のニムは、パパと二人暮らし。でも、サバイバルの方法を学んでいたので、一人きりになってもきちんと対処できて、アレックスを呼ぶ必要はなかったような…。でも、そこは11歳の女の子。パパが戻るまでのほんの短い間でも、彼女がいて、ちょっとは安心できてよかったのかもしれません。

もう少し、アレックスが島に着いてからのストーリーがあるのかと思っていましたが、彼女が島に着くまでの四苦八苦と、ニムが一人でサバイバルし、パパが遭難して必死で船を直す、3者の様子がバラバラ描かれるだけで、3人の絡みが少なかったのが残念です。

ジョディ・フォスターは、数少ない私の好きな女優の一人で、私は彼女やキャサリン=ゼダ・ジョーンズのような、強いイメージの女性が大好きです。この映画では、「強い」イメージとはちょっとかけ離れていましたが、たまにはこういう役もいいかもしれませんね。
アビゲイルはいつもながら、かわいくて名演でした。

2011年2月 4日 (金)

再会の街で

9・11で妻子を亡くして以来社会復帰できずにいる親友を、大学時代のルームメイトが救う話、最初はそんな風に物語を見ていました。しかし、彼と過ごすことで主人公も自分の人生を見つめ直し、将来への希望を見出す、そういう話でした。

嫌な出来事をシャットアウトし、自分の好きなこと、傷の痛まないことだけをするのは、ある意味自由でもあり、でも同時に、根本の苦しみから抜けきれないことでもあります。アランはチャーリーをそこから一歩踏み出させました。でも、アランもまた、友情の価値を見出し、妻との愛情の価値も見出し、二人とも人生を前向きに進めることができた、そんな素晴らしい再会を描いた映画でした。

アダム・サンドラーは、今までコメディでしか見てなくて、「ウェディング・シンガー」や「50回目のファースト・キス」(どちらもドリュー・バリモア共演)などが好きですが、ここでは完全シリアスで、別人のようでした。今後は、ジム・キャリーのように(?)シリアス路線を目指すのでしょうか。
アラン役のドン・チードルは、大好きな俳優の一人で、「オーシャンズ11」からアカデミー賞ノミネートの「ホテル・ルワンダ」まで、あちこちで活躍していますが、ここでもいい味わいでした。

2011年2月 3日 (木)

チャック

現在シーズン2を見ています。

これは典型的なスパイドラマではありません。家電量販店で働く普通の青年チャックが、大学時代の親友兼ライバルのブライスから諜報機関の極秘情報を、自分の頭脳にダウンロードされた(!)ので、新しいコンピューターにデータが移されるまでは、CIAとNSAがチャックとデータを護衛しつつ、そのデータを使うわけです。

チャックはスパイの訓練を受けていないのに、時にはスパイのまねごとをしなければならず、そこがコミカルです。チャックの護衛にあたる二人の捜査官のうち、CIAのサラはチャックといいムードになったり離れたりとそこも気になるし、NSAのケイシーもだんだんチャックに情が移って、この3人のアンサンブルがドラマの魅力だと思います。
時には失敗もするチャックだけれど、チャックの知識や行動が功を奏して、最後には「世界を救う」のに一役買えてるところも爽快でいいですね。

私は、アダム・ボールドウィン演じるクールなケイシーが、一番のお気に入りキャラです。彼は、映画で何度も見てるのですが、子供のころ見た「マイ・ボディガード」(マット・ディロンがいじめっ子だった)のボディガード役だったと後で知り、記憶のイメージと違ってて驚いた覚えがあります。
それから、チャックの姉役のサラ・ランカスターは、「エバーウッド」のエフラムの大学生の彼女ですよね。そして、ブライスは、前出(「White Collar」)の通り、マット・ボマーです。

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »