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マイベスト2015

マイベスト2014

2017年4月23日 (日)

メランコリア

2週間ほどアクション映画を見てきましたが、この辺りでミニシアター系映画に転向します。
まずは鬼才ラース・フォン・トリアーの映画から。

何の説明もなく映像だけが流れるオープニングに、まさか「さらば、愛の言葉よ」みたいにずっとこれだけで行くんじゃないよね?と不安になりましたが、さすがに違いました。

事前にストーリーを聞いていなかったら、前半はただの結婚披露宴のゴタゴタを描いた現代劇かと思ったところですが、後半でようやく地球に接近する星メランコリアの話題が出てきました。

映像だけでなく音楽が美しくて、まさに世界の終わりの予兆のような雰囲気でしたし、ラストは神々しいまでに感動的でした。

トリアー監督の作品は、見ている時は興味を持てても後味がいいとは言えなくて、もう一度見たい気にならないものが多いのですが(「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」「アンチクライスト」など)、これは大丈夫かなと思いました。


Melancholia」(2011年デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ)

2017年4月22日 (土)

ヘイトフル・エイト

西部劇といってもガンマンの銃撃が多いアクション映画とは違うかなと思いましたが、「レザボア・ドッグス」のタラちゃんだしぃ、とも思って見てみることにしました。
案の定どちらかというと心理戦の室内劇に近い感じでしたが、もちろんタラちゃんらしいバイオレンスもありました。

登場する8人それぞれにいろんな経歴や事情があり、特に後から出てくる4人は全員が自称する通りの人物なのか、マイケル・マドセンなんか顔のせいか(失礼!)やたら怪しくて、いかにも裏がありそうでした。

後半は「えええ?」とまさかの展開で、かなりいろいろな可能性を考えていたつもりだったのに、「やられたー」と思いました。
そんなこんなもあって、面白さに目が離せず、3時間近い映画でもアッという間でした。

確か「ジャンゴ」の後でもう1本西部劇を撮りたくなって、脚本を書いたけど流出しちゃって怒ったタラちゃんは、一時期制作を棚上げしていたらしいですが、やっぱり作って正解だったね!と言いたいです。

それにしても、1950~60年代にアメリカで大量生産してた正統派西部劇ではなく、「続・荒野の用心棒」やエンニオ・モリコーネからもわかるように、マカロニ・ウエスタンの方が好きらしいところが、あくまでB級テイストのタラちゃんらしいですねー。


The Hateful Eight」(2015年アメリカ)

2017年4月19日 (水)

コールドプレイのライブ

海外アーティストのライブに行ってきました。

本当はもっとハードなロックの方が好きですが、3年半ほど前にボン・ジョヴィのライブ(→こちら)に行って以来だったし、最初の頃売れ行きが悪かったのか何度も案内メールがきたので、久々に行くかぁと思ってチケットを買いました。(結果的には完売だったようです。)

コールドプレイはメロディアスで耳に残りやすいし、最近の曲もヒットチャートの上位にあるので、特にアルバムを聴かなくても知っている曲が多くて、抵抗ありませんでした。
とはいえ、一番よく知っているのは、「静寂の世界」や「X&Y」の時代。中でもThe Scientistは、逆回し映像のMVも面白くて、一番好きです。

仕事帰りに行ったので、オープニング・アクトのRadwinpsさん(よく知らないのでさん付け)が終わったあたりで入場しました。私は映画「君の名は。」も見ていないし、ファンの方には失礼ですが、仕事休んでまで見なくてもいいやと思って。

私の周りの席は、多分私と同じタイミングで(つまりオープニング・アクトが決まる前の早い段階で)チケットを買っている人たちだと思うので、比較的コアなファンが多かったのではないかと思います。

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2017年4月18日 (火)

マックス・ペイン

今日のアクション映画は、マーク・ウォルバーグ主演の見逃しシネマです。

妻子を殺され復讐する話と聞いていたので、現実的な設定だと思っていたら、怪しい超常現象のような展開になって、そういうのが苦手な私はちょっと閉口しました。
これは「ニューヨーク 冬物語」のようなファンタジー・アクションなのかと覚悟を決めたところ、後半になって現実感を取り戻し、一安心でした。

でも、現実的じゃないという意味では、ゲームが元になっているだけあって、ラストはシューティング・ゲームを見ているようでした。

ザ・ウォーカー」に続いてここでも、「ブラック・スワン」で注目される前のミラ・クニスが出ていますが、「テッド」以前にウォルバーグと共演していたんですね。
彼女の妹役で、やはり「007/慰めの報酬」で注目された初期のオルガ・キュリレンコも出ていました。

また、クリス・オドネルは重要ではあるものの結構な脇役で、しかも「NCIS:LA」のタフなGとは対照的な弱っちい男だったので、拍子抜けでした。


Max Payne」(2008年アメリカ)

2017年4月17日 (月)

イコライザー

もう1本、デンゼル主演のアクション映画を。

ホームセンターで働く平凡な男マッコールが、どうして売春少女を助けるのか気になりましたが、少女に同情したというだけでなく、やっぱり眠っていた素の自分が顔を出したということなのかなと思いました。
テリーを助けたとたん、汚職刑事を退治したり、勤め先の強盗に反撃したりするのが、タイミング良すぎだと思ったけれど、そう考えれば納得できます。

先の「ザ・ウォーカー」の影響で、近未来にいるデンゼルが頭から抜けず、最初のうちは現代が舞台なのが変な感じでした。
本を手放さないところや、秒殺で敵を倒すところも一緒だし。

とにかく強いので、最初は安心して見ていられましたが、途中でロシアン・マフィアに素性が割れるに及んで、ハラハラして見るのが辛くなりました。
でもラストは、マッコールに有利なホームグラウンドでの戦いだったので、サスペンスすぎず助かりました。

クロエ・グレース・モレッツは、重要な役ではあったけれど、意外にチョット出でした。


The Equalizer」(2014年アメリカ)

2017年4月16日 (日)

ザ・ウォーカー

今日はこちらの、デンゼル・ワシントン主演の近未来アクション映画です。

最初、黙々と歩いて旅をするだけの彼の状況や目的が全くわかりませんでしたが、強盗に狙われて戦うシーンが、シルエットだけなのがカッコよくて魅せられました。
全体的にダークなトーンで、荒廃した未来世界の映像とあいまって、すごくスタイリッシュでした。

公開時のインタビューで、当初は出演するつもりはなかったけれど、脚本を読んだ息子に勧められて出ることにしたと聞いた覚えがあります。
信仰に篤いデンゼルなので、「特別な一冊」を守るウォーカーという役はピッタリだなと思いました。

悪役のゲイリー・オールドマンもいいですが、ウォーカーを慕うミラ・クニスの役どころが良かったし、ラストに希望を感じました。


The Book of Eli」(2010年アメリカ)

2017年4月14日 (金)

X-ミッション

以前お薦めシネマで紹介した「ハートブルー」のリメイクですが、基本的な設定を借りただけの、だいぶ異なる映画でした。

「ハートブルー」の記事中で、「今だったらちょっと調べれば素性がバレる」と書きましたが、どうやって潜入捜査官であることをごまかすのかと思ったら、エクストリーム・スポーツで動画をアップしていた時は本名じゃなかったという都合のよさ。
そして、その時のあだ名がジョニー・ユタというだけで、今回は犯罪捜査よりもエクストリーム・スポーツそのものにスポットを当てている感じでした。

カリフォルニアの海でサーフィンしていただけのオリジナルと違い、インド・メキシコ・フランスと、世界を股にかけて規模は大きくなった分、本来の視点での面白さは失ったかなという気がします。
とはいえ、ボーディが自分に似たユタに目をかけ、半分怪しいと感じながらも彼を信じたくて目を背けている、その辺りの微妙な関係は、こちらの映画でも描かれていました。

ムササビみたいに飛んでいくシーンは、カラフルな色合いもあって可愛かったのと、ラストのベネズエラの景色は本当に美しかったです。

主演のルーク・ブレイシーは、どこかで見たことがあると思ったら、「スパイ・レジェンド」でピアース・ブロスナンの愛弟子だった彼ですね。
それと、ボーディたちの金銭面での支援者アルは、ニコライ・キンスキーという名でしたが、あのクラウス・キンスキーの息子(ナスターシャ・キンスキーの異母弟)だそうで、確かに顔が似ていました。


Point Break」(2015年アメリカ)

2017年4月13日 (木)

ワイルド・スピード SKY MISSION

フランス映画月間の後にいつもアクション映画月間になるワンパターンが嫌で、今回こそは変えようと思っていたのですが、ベンアフの夢のせいで「バットマン vs スーパーマン」を見てしまったので、結局アクション映画を特集します。

ポール・ウォーカーの急逝で話題となったこちらの映画ですが、既に7作目にもかかわらず、今回も楽しめました。

冒頭から見せ場たっぷりで、体格の違いすぎるザ・ロック相手にさすがのクリスマス様も形無しかと思いきや、何とか勝ちを収めて喜んだのは、ステイサム好きの私だけ?
その後も、ドムとの戦いで負けが込んでも食い下がり、しかもドムの行くとこ行くとこ追いかけて「ここにも来たか! すごいな!」と感嘆することしきり。

さすがイギリス最強の男と呼ばれるショウ兄は敵として不足なしで、ステイサムはピッタリのキャスティングだと、すっかり欲目で応援してしまいました。

ブライアン役は、撮影済みのポール・ウォーカーのシーン以外に、過去の映像とCG、そして実の弟たちによるボディ・ダブルで乗り切ったとのことですが、わかって見ているせいか、弟は遠目でもやはり違いましたね。

エンディング曲のSee You Againは、ミュージック・ビデオを見て何度も泣いたのに、今回もまた涙してしまいました。


Furious Seven」(2015年アメリカ)

2017年4月10日 (月)

バットマン vs スーパーマン

夕べなぜかベンアフの夢を見て、彼が胸にSのついたスーパーマンの衣装を着ていたのですが、起きてから「あれ? スーパーマンじゃなくてバットマンでは?」と思い、今日はこちらの映画を見ることにしました。

スーパーマンの「マン・オブ・スティール」の続編と思っていたので、バットマンがメインなのは予想外でしたが、スーパーマンの生い立ちはすでに描いたから、「ジャスティス・リーグ」の前振りとしてバットマンを中心に据えたということでしょうか。

映画館で見た知り合いたちの評判が総じて良くなかったのですが、確かに前半はわかりにくかったし、バットマンがスーパーマンに敵対する事情も納得できかねました。

個人的には、ワンダーウーマンがカッコよくてよかったです。これまで名前しか知らなかったけれど、キャプテン・アメリカみたいな盾をを持っているんですね。
タイトルは「バットマン対スーパーマン」だけど、実際はバットマン&スーパーマン&ワンダーウーマンとしたいぐらいの活躍でした。

他に、フラッシュやアクアマンもチラッと出ていたし、「ジャスティス・リーグ」に向け、準備は着々という感じでした。


Batman v Superman: Dawn of Justice」(2016年アメリカ)

2017年4月 3日 (月)

偉大なるマルグリット

こちらも歌手を目指す女性の話。音楽に対する熱意は「エール!」の少女と一緒でも、歌のうまさには格段の差がありました。

メリル・ストリープ主演の「マダム・フローレンス!」と同じ人物に着想を得た映画だそうです。
あちらの映画は見ていませんが、きっと笑いの中にもほのぼのとした味わいと、献身的な夫の愛にあふれた作品ではないかと思います。こちらはフランス・テイストに味付けされたフィクションなので、ブラックっぽいユーモアでした。

音楽だけが生きがいの男爵夫人マルグリットは、下手にお金も地位もあるので誰も音痴を指摘しないし、夫は彼女の友人と浮気中、お金目当てに彼女に近づく人たちもいます。

でも記者のボーモンは、最初は別の目的で彼女に取り入っても結局は情にほだされ、疑うことを知らない純粋なマルグリットを見守るようになったし、彼の紹介した音楽教師とその仲間も、徐々に彼女の人柄に魅かれたのかなと思います。

演じるカトリーヌ・フロも、「地上5センチの恋心」や「奥さまは名探偵」など愛らしい印象なので、ピッタリなキャスティングでした。

ところで、音痴の人って、自分で音痴とは気づかないものでしょうか。私は歌がうまくないけど、少なくとも自覚はしています。
映画を見ながら「この時代は録音して自分で聞くこともできないしね」なんて思っていたら、後半で実際に録音機が出てきて笑いました。


Marguerite」(2015年フランス)

«エール!